エアーキャスター工法
(空気圧を利用した横引き工法)
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NETIS登録 KT-010013-V
空気圧を利用した搬送装置を使用してプレキャスト部材を移動・据付できる画期的な横移動工法です。
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特徴
- クレーンの利用が困難な場所での最適工法
- S字、屈曲部、クランク部も自在に施工可能
- 騒音やホコリの心配がありません
- 高い施工精度でかつ安全性に優れています
- 10,000Kgの重量が約30Kgの力で移動できます(重量という概念がなくなります)
- 落差があっても施工できます
エアーキャスターの作動原理
空気注入前
空気注入前のエアーキャスターは支持パッドに支えられ、トーラスバッグには直接荷重がかからないよう保護されています。
空気注入▶︎充填時
空気注入を開始すると、トーラスバッグが膨張し、基礎表面との間に形成された圧力室に空気が充填されます。
移動時
圧力が上昇し、上載荷重とのバランスがとれると、基礎表面との間から空気が均一に漏れ出して荷重は空気膜の上に乗った状態となります。この時、摩擦は大幅に軽減され、重量物を僅かな力で移動することができるようになります。
標準的な施工手順
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基礎埋設鋼材設置工
高い精度が要求される場合には、あらかじめ鋼材を設置し、移動時ガイドおよびレベル調整材とします。
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増しコン打設
ボックスカルバートの設置場所として利用し、エアーキャスターの撤去に必要な空間を確保します。
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滑走面養生工
基礎コンクリート仕上げ面をさらに平滑にするため、亜鉛板(トタン板)で養生します。
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エアーキャスター据付工
エアーキャスターに空気を注入し、浮上させ、目的位置まで移動します。
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底版モルタル充填工
凹型部分にモルタルをポンプ車などを利用して充填し、ボックスカルバートと基礎の空隙をなくします。
施工要領
主要使用機材
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